2012年5月9日水曜日

すだちの観察記

一週間ほど前、5月1日に接ぎ木から出始めた芽は、葉っぱの形がはっきりと分かるようになってきました。それぞれ6〜7枚の小さな葉っぱの固まりです。
1日に何度もすだちの木の前にしゃがみ込み、芽の成長を観察する母親の姿に子ども達は呆れ果てた様子です。でも、見る度に違うんですよ、これが!

植物の観察なんて小学校1〜2年の時の「アサガオの観察」と夏休みの宿題「キュウリの観察日記」以来だと思います。すだちの場合、気持ちの入れようが全然違いますけど。。。。





2年生(2年目)のすだちは18鉢とも揃って花が咲いています。同じように見えても一つ一つの小さいすだちの木には、それぞれの性格があるようです。

「徳島県の花、すだち」
優しい花の香りがとってもいいです。


花の落ちたあとには、小さなすだちの果実が育ち始めています。



ウェイティング・リストの皆さん、そして「すだちファン」の皆さんにもすだちの木、または果実をお分けしたいと思い、いろいろと方法を考えているところです。

でも、これが非常に難しいんです。
例え接ぎ木に成功したところで、カリフォルニア州には、特に柑橘類に関しては非常に厳しい規制があります。種から発芽させた台木と検査を経た穂木を接ぎ木した場合でさえ、グリーン・ハウスで2年間隔離して、病気がないという検査の上でやっと販売できるのだそうです。


それじゃあ、「趣味で接ぎ木をする場合」とか、「販売しなければいいのか・・・?」とか、「きちんと施設の整った農園に委託して・・・・」などと、考えてはみるのですが。。。。。
立ちはだかる壁はいっぱいありそうです。

とりあえず、すだちに興味がある方は「すだちサークル」にご登録ください。定期的な情報をお送り致します。

「すだちサークル」は会費不要、お名前と連絡先のみで結構です。数字を把握することによって今後の計画を立てたいと思っています。また、試験農園からのすだちの苗を入手できた場合には、リストの先着順にご案内させていただきます。もう既にすだちの木をお持ちの方にはJA 全農とくしまからいただいた資料を元に「栽培の注意点」などの情報をお送りしたいと思っています。(ご質問も受け付けます。)

残念ながら、私が入手した施設には現在すだちの苗はありません。「秋にすだちの苗の用意ができる」ということですが、確実な話ではないようです。


「すだちが大好き!」「すだちが恋しい!!」方々になんとかすだちをお届けしたいものです。



もう少し待っていてくださいね〜。


1 件のコメント:

  1. 普段気にせなんだけど可憐な花やほんま。

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